こんにちは。
現役薬剤師のケイです!
令和2年2月22日、2月23日の2日間で第105回薬剤師国家試験が行われました!
受験された薬学生の皆様、お疲れ様でした!!
今回の第105回、薬剤師国家試験の難しさがどうだったのか見てみましょう!!
第105回薬剤師国家試験の難易度は?
6年制になってからの薬剤師国家試験の合格率・難易度の推移です。
薬剤師国家試験の合格率の推移
総計合格率 | 新卒合格率 | 既卒合格率 | ||
---|---|---|---|---|
2012年 | 第97回薬剤師国家試験 | 88.31% | 95.33% | |
2013年 | 第98回薬剤師国家試験 | 79.10% | 83.60% | |
2014年 | 第99回薬剤師国家試験 | 60.84% | 70.49% | 39.85% |
2015年 | 第100回薬剤師国家試験 | 63.17% | 72.65% | 53.12% |
2016年 | 第101回薬剤師国家試験 | 76.85% | 86.24% | 67.92% |
2017年 | 第102回薬剤師国家試験 | 71.58% | 85.06% | 50.83% |
2018年 | 第103回薬剤師国家試験 | 70.58% | 84.87% | 47.00% |
2019年 | 第104回薬剤師国家試験 | 70.91% | 85.50% | 43.07% |
2020年 | 第105回薬剤師国家試験 | 69.58% | 84.78% | 42.67% |
6年制の薬学部がスタートした第一期生の薬剤師国家試験の新卒の合格率は高い数値ですが、
2016年に実施された第101回薬剤師国家試験の新卒の合格率から
85%前後を推移しています。
しかしながら、既卒の合格率は低いままですね。
ストレートで合格しないと、
薬剤師国家試験には合格できにくくなっているのかもしれません。
Twitter上での薬学生の反応
薬剤師予備校の解答速報で皆さん自己採点をしたようですね。
喜びの報告や悲しい報告が次々と上がってきていますね。
ざっと見たところ、喜びの声が多いですね。
しかしながら、合格率は下がっていましたね。
Twitterで報告した受験生が優秀な方が多かったのかもしれませんね。
今でも恐怖で身体が震えます…。
試験問題にピエール滝が出題された!?
今回の第105回薬剤師国家試験では
なんと、ピエール瀧さんについて出題された問題がありました!
薬剤師国家試験のピエール瀧問題が軽くバズっているので、問題の全てを載せます。 pic.twitter.com/gREUF0PP0A
— こうです (@kmtttwk)
しかも、現場の薬剤師でも即答できるレベルではなく、やや難易度の高い良問ですね!!
このように薬剤師国家試験では毎年、話題の時事ネタが1-2題出題されます!
世間を騒がせた医療系のニュースは疑問を持ちながら見ると良いです!!
私の予想ですが、
来年はコロナウイルス関連の消毒系の問題が出題されると考えております。
まとめ
国家試験はこれまでの積み重ねの集大成となります!
皆さん知っていることですが、薬剤師国家試験に合格しないと薬剤師になれません。
逆に、薬剤師になって人は皆、この試験に苦しい思いをしてきました。
皆です!
これまでも大変な思いをして、数々の試験を合格した人でも、
不眠になってしまったり、
食欲不振になってしまったり、
情緒が不安定になってしまったり、
この薬剤師国家試験に追い込まれます!
どれだけ自分が追い込まれても薬剤師になってやる!
と自分を信じて勉強を続けてきたかがカギとなってきます!!
これから薬剤師になろうと考えている人は
悔いの残らないようにしっかりと計画的に取り組みましょう!!
今回、第105回薬剤師国家試験を受けた
受験生のみなさん、本当にお疲れ様でした!!