薬剤師になりたい人へ

薬学部に複数校合格したら?押えるべき5つのポイント!

こんにちはケイです。

今回は受験勉強の結果が実り、
薬学部に複数校合格した時に後悔しない学校選びをご紹介します!

薬学部を受験するとなると
1校だけでなく複数校を受験する人が多いかと思います。

そのうち1校だけに合格すれば何も悩まずに
そこに行けば良いのですが
実力が発揮できた場合、
複数校から合格通知を受け取ることも当然あります。

合格通知を受け取ってから考えるべき5つのポイントを紹介します!

学費

薬学部は6年間も通うのでかなり学費がかかります。

私立の大学では
ほとんどの大学が年間の学費が200万円で
卒業までには1200万円が必要となります。

しかし大学によっては
年間200万円もかからなかったり、
奨学金制度が整っているため実質の負担金額が少なかったりします。

月5万円を返済義務のある奨学金で借りていた場合、
6年間では360万円まで膨れ上がり、
卒業後の借金として360万円を返済していかなければなりません。

学費は少なければ少ないほど良いです!

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通学のしやすさ

6年間も通う大学ですからこの点はしっかり考えておく必要があります。

薬学部は高校生活よりも授業のスケジュールが過酷です。

朝早くから授業があったり、研究や実験で帰りが夜遅くになったりします。

薬学部は期末試験だけでなく、
実験の試験だったり、なにかと試験があります。

電車でずっと座っていられるなど
通学中にも勉強できる環境であればベストです。

私の大学の同期は新幹線で毎日通学してくる猛者もいました。

大学前半では問題なかったようでしたが
進学にするにつれて時間がもったいなく感じたのか
大学の近くにアパートを借りて、途中から一人暮らしを始めていました。

通学するために毎日片道2~3時間かけるのはもったいないです。

キャンパスライフの充実度

6年間も大学生をするわけですから
ただ勉強するだけの日々では味気ありません。

サークルやインカレ、アフタースクールで交友関係を広げたり、
アルバイトをしたりしてお金をもらいながら、社会を学んでも良いと思います。

私の大学の同期には在学中にバンドを組み、
メジャーデビューした仲間もいます。

あの有名なケツメイシも
薬学部の学生の頃から活動をしていたと聞いています!

キャンパスライフをどう過ごすかで
薬剤師になった後の薬剤師としての人間性、厚みが変わってきます!

 

どのようなキャンパスライフを過ごせるのか、過ごしたいのか
しっかりイメージして、実際にそれが叶うのかどうかを調べる必要があります!

 

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OB・OGがどのような進路に進んでいるのか

薬学部の受験生が知らない・重要とは考えていないかなり重要なポイントはこちらです!

薬学部に入る人は
「薬剤師になりたい!」と考えていますが
「〇〇ができる薬剤師になりたい、薬剤師になって△△がしたい」
とまで考える人はほとんどいません。

そのため、
ほとんどの人が大学6年生の就職活動から
ようやく薬剤師としてどう人生を過ごしていこうかと考えます。

しかし残念なことに、

6年生になってから薬剤師としてどう人生を歩んでいこうかと考えても、
その夢が叶うことはほとんどありません。

なぜなら、

薬剤師の世界は非常に狭く、
偏差値や出身大学で人を区別する人が大勢いるからです。

とても残念なことなのですが受け入れるしかありません。

私の大学の同期の話をします。

就活時に♢♢病院の薬剤師になりたいと思い、
その病院の求人を探していたのですが
かなり早い段階で締め切っていて諦めざる負えない仲間がいました。

調べてみると
その病院はとある大学の卒業生が9割方締めており、
その大学にまず求人を出して、
求人枠が埋まらなければ
他の大学にも求人票を出すという採用方法だったようです。

ほかにも、

製薬会社の選考試験では、
偏差値が一定値以上ある大学でないと
選考試験の途中で機械的に足切りを受けてしまうことがあると
聞いたことがります。

薬剤師としてどのように働きたいかを
入学前からイメージすることは難しいですが、
行こうとしている大学の先輩達が
どのような進路を歩んでいるかはしっかりとチェックした方が良いと思います。

他の大学とくらべて
調剤薬局やドラッグストアへ就職している先輩が多い大学は要注意です!

一概には言えませんが

調剤薬局やドラッグストアは選考基準が甘いため、
就職活動に失敗した薬剤師の最終受け入れ先でもあるのです。

 

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勉強できる環境が整っているか

一番重要なのがこのポイントです!

薬学部を目指し、
薬学部に入学するからには6年間で大学を卒業し、
一発で薬剤師国家試験に通ることが最優先事項です!

大学は毎年、前期と後期に試験があります。

その試験は年々難しくなっていきます。

高校生の頃のように1週間前から試験勉強を始めようのなら
たちまち留年してしまいます。

6年間で卒業できた仲間や後輩を見ていると
最低でも1か月前から試験勉強を始めていました。

受験勉強をしてきた人は
自分がどのような環境で集中できるのかわかっていると思います。

もし、

自宅では勉強できないというタイプなら図書館と自習室をのぞいてみてください。

見るところは清潔さと席の数です。

席が汚いということは汚すような学生がいるということです。

席の数が総学生数と比べて圧倒的に少なければ、試験前には席取り合戦が始まります。

勉強するために無駄な体力を使うのはもったいないですよね。

薬剤師としての知識の基礎を築くために
しっかりと勉強できる環境を見ておきましょう!

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は複数校合格した時の大学選びを見てみました。

私も大学選びをした際には上記のことを考えて選びました。

図書館や自習室の席の数までは考え付きませんでしたが...

大学に一度入ってから他の大学に入りなおすことはほとんどありません。

しっかりと考えて大学を決定しましょう!

もし可能であれば
合格した大学に見学に行ってもよいと思います!

大学の受付に事情を説明すれば大学内を案内してくれます!

2月、3月は国家試験直前なので
6年生のピリピリした状態を肌で感じることができると思います。