こんにちはケイです。
前回、大学の選び方について偏差値から見る方法をお伝えしました。
しかし、
偏差値だけで大学を選ぶのは間違いではないのですが、
偏差値だけで大学を選んでしまったら、
大学に入った後に後悔する可能性があります。
そのため偏差値以外の大学の選び方を紹介します!
大学の良し悪しは教授で決まる!
大学とは一般的にその分野の最先端なことを学ぶところです。
偏差値が高いところは人気が高く、
高度な研究を行っている大学が多く存在するのは事実です。
たとえば、東京大学、京都大学、東京工業大学は
ノーベル賞を取る教授、今後取るであろう教授がたくさんいます。
教授が最先端な研究をしているからこそ大学は知名度が上がるのです!
だからこそ教授を見れば、その大学の良し悪しがわかるのです!!
行きたいと思っている大学の教授にはどんな人がいるのか、
そしてそれぞれの教授の研究、教授の研究成果、
そして教授の歩んで来た道をしっかりみてください。
すばらしい教授がいる大学に行けた場合、大学生活がかなり充実することになります。
しかし残念なことに
内容が薄い教授しかいない大学に行ってしまうと、
大学生活も薄っぺらいものになってしまいます。
でもなぜこんなことを私が言うか?
それは私が大学選びの際、このことを知らず大学を選んでしまったからです。
薬学部の偏差値はあてにならない
薬学部は現在、特殊な偏差値を移行しています。
なぜなら、
国家資格合格率が高い大学=優秀な大学
だと勘違いしている人が多くいるからです。
この勘違いのため、
国家試験の合格率が高い大学に受験生の募集が増え、
翌年の偏差値が上がっているという現象につながっています。
薬剤師になるために薬学部に入るのだから
国家試験の合格率が高い方が良い大学なのは当然でしょ!と思うかもしれません。
しかしそれは違うのです!
衝撃的な話をしますが、
残念なことに国家試験の合格率はいくらか操作できるのです。
薬剤師になった人、
現在薬学部に通っている人なら当然に知っていることですが、
一般的に知られていないことをここで特別にお伝えします。
大学で予備校講師の授業がある
薬剤師国家試験に合格させるための予備校が存在します。
その予備校の授業は国家試験に合格するための裏技をたくさん教えてくれます。
ゴロだったり、計算式のおおよその回答だったり、
とても効率的で素晴らしいことかと思うかもしれません。
しかしそれで良いのでしょうか?
そこで教えてくれる内容は表面的な内容の物ばかりなのです。
現在の医療現場は高度化が進んでいます。
ここ数年では個別医療と言われ、患者さんごとに治療法が異なるようになってきました。
その中で大切な薬物治療がおおよその数値で良いのでしょうか?
私の家族が病気になって、薬物治療をすることになった場合、
私は絶対におおよそで計算された薬を出してもらいたくありません。
大学によってこの予備校の講師による授業が始まる年次が異なります。
私の知っている限りでは大学3年から予備校講師の授業が始まる大学があるようです。
逆に全く大学講師による授業をしない大学もあったり様々です。
私が言いたいのは本質を理解しないで裏ワザばかりを教える大学が
国家試験合格率が高いのは当たり前ということです。
予備校講師の授業が早期から行われる大学は
研究だったり、長期休暇がほとんどないと聞いています。
最後に
薬剤師になる目標があるので予備校講師の授業が絶対にダメとは言えませんが
大学選びは国家資格の合格率だけでなく、
どのような大学生活をしたいのか総合的に考えてほしいです。
大学は最先端のことを学ぶところであるので
素晴らしい教授の要る大学に入ってたくさんのことを経験してもらいたいです。
くれぐれも偏差値、国家試験合格率だけで大学を選ばないでくださいね!