こんにちは!
現役薬剤師のケイです!
薬剤師のドラマが始まり、薬剤師への注目が集まってきていますね!
そこで、今回は、
薬剤師になりたい中学生が準備しておくべきことをお伝えしようと思います!
勉強の習慣を付ける
薬剤師は国家試験に合格した後も絶えず勉強をしなければなりません。
今現在、日本で認められている医療用医薬品は2万品目あります。
そして、それは年々増えています。薬が増えれば、その分だけ勉強をしないといけなので、薬剤師である限り、勉強は続けていく必要があります。
もちろん、薬剤師になるために薬学部を卒業する必要があります。
薬学部は大学に最低でも6年間通う必要があります。
毎年、夏と冬に試験が実施されますが、とても試験の内容が難しく範囲がとても広いので油断するとすぐに留年してしまいます。最低でも試験1か月前から試験準備をしないと間に合いません。
薬学部は2006年ごろから新しい大学が増えて、偏差値が低い大学がいくつもあるので入学しやすくなりました。しかし、学費が安い国立大学や、歴史のある有名私立大学に行こうと思ったら、大学受験の対策をしっかりとしないと入学できません。
コミュニケーションを得意にする
薬剤師は患者さんに薬を正しく飲んでもらうために説明をします。その際、患者さんから質問が出ることがあります。その質問を患者さんの理解度に合わせて回答する必要があります。例えば、30歳の大人、10歳の子供、100歳のご老人でそれぞれ使う言葉が違います。
患者さん以外にも医師や看護師などの医療人とも患者さんのことについて話をします。相手の忙しさに合わせて、要領良く話したり、重要度が高い部分だけを話したりします。
6年制の薬剤師になってから、薬剤師は対人業務を重要視するようになってきました。
今、中学生の人たちが薬剤師になるころには、
対人業務ができて当たり前と言われる時代になっていると思います。
体力をつける
薬剤師は常に立って仕事をしています。座る時は患者さんの記録をPCで入力する時ぐらいです。
薬を棚から出したり、用意された薬をチェックしたり、患者さんに薬の説明をしたりする作業は立ってする薬剤師がほとんどです。
輸液や貼り薬は意外と重たいので、それを運ぶのも体力が必要です。
実は、薬剤師は文武両道の人が大勢います。運動する人は運動をしない人よりも集中力が高かったりします。
薬学部を最短の6年間で卒業するには勉強のメリハリが大事です。
普段はダラダラしていても、試験前で急にスイッチが入って勉強する人が多いです。
大事な時は集中して取り組むという意識は、運動をしている人が得意だったりします。
そのため、薬学部の学生は運動部、サークル活動が盛んだったりします。
親に薬剤師になりたいことを伝える
薬学部はとにかくお金がかかります。
国立大学の薬学部で一年間の学費は約60万円、6年間で360万円
私立大学の薬学部で一年間の学費は約200万円、6年間で1,200万円
学費だけでなく、教科書、パソコン、白衣も買う必要があります。
自宅から通えない時は、一人暮らしのお金もかかります。
奨学金を借りるにしても全額を奨学金で払ってしまうと、薬剤師になった後もかなり苦労します。
必ず、親の協力が必要となります!
まとめ
今回は薬剤師になりたい中学生に向けて、
中学生のうちから準備をしておく4つの事柄をお伝えしました!
- 勉強の習慣を付ける
- コミュニケーションを得意にする
- 体力を付ける
- 親に薬剤師になりたいことを伝える
今後も薬剤師に関する情報をお伝えしていきます!